グルコサミンとコンドロイチン

グルコサミンとコンドロイチン

グルコサミンとコンドロイチン

グルコサミンとコンドロイチン

グルコサミンコンドロイチンの併用は、さらなる相乗効果を期待できます。

 

 

グルコサミンとコンドロイチンは、似ているようで違う成分です。

 

 

実際、摂取している方でさえ、グルコサミンとコンドロイチンの違いは曖昧だそうです。

 

 

コンドロイチンの正式名称は、コンドロイチン硫酸といいます。

 

 

コンドロイチンは、主にサメの軟骨や
牛の気管などから抽出される成分で、関節の軟骨部分に多く含まれています。

 

 

コンドロイチンとはムコ多糖類の一種で、
皮膚や粘膜、眼球、軟骨など体内のさまざまなところに存在している成分で、
グルコサミンから作られ、軟骨を構成するプロテオグリカンの中に含まれています。

 

 

軟骨の乾燥重量のうち、約30%をコンドロイチンが占めているほど重要な成分です。

 

 

コンドロイチンは、加齢とともに生成量が少なくなり、
軟骨がすり減ってしまい、関節痛や関節炎の原因となり、
さらには、眼球の衰えも進行し、老眼の原因となってしまいます

 

 

グルコサミンとコンドロイチンの相乗効果

グルコサミンとコンドロイチンは、成分自体は違いますが、どちらも軟骨の構成因子です。

 

 

コンドロイチンが軟骨部分に多くあると、
軟骨にたくさんの水分を蓄えることができ、軟骨のクッション性を高めます。

 

 

そして、軟骨の水分が蓄えられると、グルコサミンから作り出されるグリコサミノグリカンや
プロテオグリカンの軟骨への取り込みの効率が高まります。

 

 

また、コンドロイチンは軟骨を構成する重要な成分で、
軟骨の再生を邪魔する酵素を遮断したり、
軟骨の分解を遅らせたり、軟骨が再生する時間を稼いでくれる成分です。

 

 

軟骨構成因子の取り込みの向上や
軟骨の分解が抑制されると、軟骨の再生自体の効率が上がります。

 

 

そのうえ、関節痛や関節炎において、グルコサミン単体で摂取するよりも、
コンドロイチンを併用したほうが、重い関節痛を緩和する効果があります。

 

 

このように、グルコサミンとコンドロイチンは、お互いの作用により、
併用することで単体で摂取するよりも、相乗効果が期待できます。